北朝鮮を監視する「全天候型の目」…韓国軍、偵察衛星2号機打ち上げ成功
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.04.09 09:13
韓国軍の独自偵察衛星2号機が8日、無事に軌道に乗った。国防部によると、2号機は米フロリダ州ケネディスペースセンターから8日午前8時17分(日本時間)に打ち上げられた。昨年12月2日に打ち上げられた1号機と同じく、スペースXの「ファルコン9」ロケットに搭載された。午前9時2分ごろ軌道に進入した2号機は、10時57分ごろ海外地上局との本交信に成功した。
電子光学(EO)および赤外線(IR)撮影装備を搭載した1号機とは違い、2号機は「合成開口レーダー(SAR)」を搭載している。EO装備は可視光線を活用して地上を撮影するため鮮明なイメージを確保できるが、雲が多い日には撮影が難しい。IR装備は温度差によって区分される赤外線検出センサーを利用して映像情報を確保でき、夜間の撮影が可能だ。