【コラム】最悪シナリオ、現実に…「中東危機」に震える韓国経済
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.04.15 16:14
イランによる13日(現地時間)のイスラエル攻撃でグローバル経済が波打っている。戦雲が漂うと前日ブレント原油先物価格は一時1バレル当たり92ドルを超えた。最近5カ月で最高値だ。戦争が拡大する場合、1バレル当たり120~130ドルまで上昇するという展望もある。
原油海上輸送量の20%が通過するホルムズ海峡をイランが封鎖する場合、状況は最悪の状況に陥る可能性もある。原油価格が不安定になればインフレを刺激することになる。それでなくても3月の米国消費者物価指数(CPI)が3.5%と高い数値が発表された直後だ。米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げに動く可能性が大幅に低くなり、時点も遅れる場合がある。追加利下げ論も登場している。