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韓国海軍無人水上艇設計事業、ハンファが獲得

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.04.22 17:28
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ハンファオーシャンが韓国海軍の無人潜水・水上艇概念設計事業の優先交渉対象者に選ばれたと21日、明らかにした。この事業は2022年に海軍が創設77周年を迎えて発表した有無人複合戦闘体系「ネイビーシーゴースト(Nave Sea GHOST)」の核心課題だ。

軍事用船舶は普通、300トンより重ければ「艦」、軽ければ「艇」と呼ばれる。ハンファオーシャンが概念設計を引き受けた無人潜水艇事業は、作戦地域に隠密に接近して持続的な監視偵察任務を担当する海上偵察業務の拡大が目標だ。

 
無人潜水・水上艇が実戦に配備されるには概念設計を完了した後にも、基本設計→詳細設計→建造などの手続きを踏まなければならない。後続段階で事業者が変わることもあるということだ。

それでもハンファオーシャンは今回の概念設計受注を祝う雰囲気だ。法廷攻防をするHD現代と競争で勝機をつかんだからだ。これに先立ちハンファオーシャン側は「HD現代重工業が自社の設計資料を盗んだ」とし、軍事機密奪取容疑で警察庁国家捜査本部に告発状を出した。HD現代は「事実無根」という立場だ。この葛藤の裏には海軍発注軍艦事業の受注競争がある。刑事処罰履歴が生じればそれだけ入札審査で減点を受けることになる。

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