韓国、大学病院休診が拡散…医政葛藤は再び激化(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.04.25 07:07
ソウル大学病院とソウル峨山(アサン)病院に続いてセブランス病院も週1回の休診を公式化して医療界と政府の対立が激化している。セブランス病院などが属している延世(ヨンセ)大学医大教授非常対策委員会は24日会議を開いて30日の休診を決めた。セブランス病院関係者は「30日まで1週間も残っていないことから物理的に予約済みの診療日程の調整が可能か分からない。休診に同意していない医者もいて、一斉休診は難しくても部分休診への参加が予想される」と話した。
前日休診を決めたソウル大学医科大学・ソウル大学病院教授協議会非常対策委員会はこの日記者会見を開いて、「30日に救急・重症・入院患者などを除く診療分野での全面的な診療中断を実施する」と明らかにした。ソウル大学病院と盆唐(プンダン)ソウル大学病院、ソウル特別市ボラメ病院、ソウル大学病院江南(カンナム)センターなど4カ所の病院教授が予定された日程を調整して一日の間に診療・手術をできるだけ中断するということだ。