ガールズグループＴ－ＡＲＡ（ティアラ）出身のアルム（イ・アルム）さんが児童虐待および児童遺棄放任、未成年者略取容疑で検察に創建された。

３日警察によると、京畿（キョンギ）光明（クァンミョン）警察署はアルムさんを５月初め児童福祉法違反（児童虐待および児童遺棄放任）、未成年者略取容疑で水原（スウォン）地検安山支庁に送検された。

また、アルムさんの母親Ａさんもあわせて未成年者略取容疑で起訴意見を付けて検察に送検した。アルムさんらは子女に対して接近禁止臨時措置も命じられたという。

今年２月、アルムさんの元夫ＢさんはアルムさんとＡさんを該当容疑で告訴し、警察は３カ月余りの捜査の末、２人を起訴意見として検察に渡した。

これに先立ち、アルムさんはＢさんが子女を虐待したとし「１歳にもならない子をベッドから投げ捨てて落とし、５歳になった子は殴って押して家の外に追い出したという。八つ当たりの対象に子どもたちの顔に小便や大便もした」と主張した。

警察の捜査の結果、Ｂさんの児童虐待容疑は認められず、ソウル中央地検は先月８日Ｂさんに対して「証拠不充分」処分を下した。陳述分析専門家が児童の陳述を分析した結果、信憑性がなかったことが確認された。これに対して専門家たちは「アルムの外圧が作用した情況が疑われる」とした。

一方、２０１２年Ｔ－ＡＲＡのメンバーとして合流して活動したが２０１３年に脱退したアルムは、２０１９年年上の事業家と結婚、２人の男児をもうけた。

その後、昨年１２月に元夫と離婚訴訟中である事実を知らせて、訴訟が終わり次第、交際相手のＣさんと婚姻届を出すと知らせた。また、元夫が子女に児童虐待を繰り返していたと明らかにし、元夫の家庭暴力も主張して暴行を受けたあとに撮影した写真を公開したこともあった。

だが、アルムさんとＣさんをめぐって各種うわさも続いた。アルムさんが交際相手とともに知人たちから病院費名目として金銭を要求して波紋を呼んだ。これに対してアルムさんは「ハッキング犯の仕業」と反論したが、２人を巡る論争は絶えず、結局Ｃさんとも別れたという。