<「韓国造船の競演場」になった米国>衰退した米国、軍艦建造も厳しい…K造船が力入れる
中央SUNDAY/中央日報日本語版2024.06.30 11:30
韓国企業で史上初となる米国造船業進出が実現した。ハンファグループは20日、米ペンシルベニア州フィリー造船所の株式100%に対する取得契約をした。ハンファシステムとハンファオーシャンが参加し、買収金額は1億ドル(約160億円)だ。ハンファシステムのオ・ソンチョル代表は「(主力輸出市場だった)中東、東南アジア、欧州を超え米国まで輸出領土を拡張し新たな成長動力を確保していくだろう」と明らかにした。フィリー造船所はノルウェー企業アケルの米国子会社で、1997年に米海軍のフィラデルフィア国営造船所用地に設立された。その後米本土沿岸で運航する大型商船を建造し、米連邦海事局(MARAD)の多目的訓練艦建造や米海軍輸送艦の整備・修理・オーバーホール(MRO)事業などをしてきた。
◇米国、中ロとの対立高まり軍艦需要増加