韓国軍「第46師団人民軍、脱北を図って強制連行」 拡声器で北朝鮮の機密を放送
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.07.22 08:09
韓国軍当局が21日、対北朝鮮拡声器放送で、前方部隊から脱出しようとしていた人民軍を北朝鮮当局が逮捕した事実を公開した。また人民軍第3師団をはじめ最前方5カ所で地雷爆発事故が発生した部隊も特定した。単なる放送の再開にとどまらず、情報が統制される北朝鮮軍を対象に前方の活動を一つ一つ公開し、本格的な心理戦をしたのだ。
こうした内容はこの日午後9時、国防部直属部隊の国軍心理戦団が運営する「自由の声」放送で北側地域に送出された。放送は午後9時に悲壮な音楽と共に「人民軍に警告する」という女性の断固とした声で始まった。続いて「7月18日20時ごろ、東部戦線人民軍第46師団前方非武装地帯の中で、奴隷のような生活から脱出を図ろうとした北の人員1人が捕縛されて強制連行されるのを、我々はみんな見守った」と明らかにした。