米国の「体操の伝説」も体験したこころの病…韓国選手団14%「不安感じた」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.08.16 13:54
2024フランス・パリオリンピック(五輪)で史上最高の成績を収めた韓国代表選手たちの栄光の中には血・汗・涙そして「不安」が溶け込んでいた。大韓体育会が共に民主党の姜由楨(カン・ユジョン)議員室に提出した資料によると、2024パリ五輪期間(7月26日~8月12日)に大韓民国選手団が受けた心理相談・検査は合計20件と集計された。選手団全体(144人)のうち13.8%が心理相談を受けた格好だ。一瞬のミス、0.01秒差で結果が左右される競技を控えて激しい不安とストレスを体験した選手がそれだけ多かったということだ。
パリ五輪選手団の遠隔心理支援を引き受けた中央(チュンアン)大精神健康医学科のハン・ドクヒョン教授は「メンタルヘルス問題に対する先入観が相変わらずの現実を考慮すると、少なくない選手が助けを求めた」とし「困難があって自覚できなかったり隠したりする選手もいるので、表に出てきていない事例も相当あると思う」と説明した。