「ボーダー・ツァー」から指名したトランプ氏…「就任日に史上最大規模の不法移民を追放」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.11.12 08:03
「忠誠派」中心の内閣構成原則を明らかにしたドナルド・トランプ米国次期大統領が「不法移民を防ぐために親と子どもを分離しなければならない」という主張で論争を引き起こしたトム・ホーマン元移民・税関執行局(ICE)局長代行を起用した。
トランプ氏は10日(現地時間)、SNSにホーマン氏を「国境業務を引き受ける『ボーダー・ツァー(国境の皇帝)』に指名した」とし「すべての不法外国人を出身国家に追放する業務を担当することになる」と明らかにした。トランプ氏が言及した「ボーダー・ツァー」が具体的にどのような職務を担当することになるのかなどは具体的に伝えられていないが、ロイター通信はホーマン氏がトランプ第2期政府の有力な国土安全保障省長官候補になるだろうと報じた。ホーマン氏はトランプ1期目にICE局長に指名されたが、上院の承認を受けることができず「局長代行」としてICEを率いて2018年に退いた。