【取材日記】日本は観光収支黒字を続けるが、韓国は…
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.30 09:02
少しだが中国が限韓令を解除した。だが、中国団体旅行客の減少ではなくとも、インバウンド(外国人対象観光サービス)業界の困難は多い。北朝鮮の核脅威は外国人が韓国訪問を敬遠する主な理由の一つだ。また「韓国観光は格安旅行」「買い物ばかりさせる」という先入観と不満は自ら解決すべき課題だ。
悪材料が重なって観光指標は急落した。今年(1~10月)の訪韓中国人は353万人で、昨年(701万人)に比較すると半分に減った。東南アジア8カ国(台湾・香港・フィリピン・タイ・マレーシア・シンガポール・インドネシア・ベトナム)の旅行客は293万人で昨年より1万人増え、日本旅行客は190万人で2万人増加にとどまった。限韓令以降、政府が強調し続けてきた「海外市場の多角化」は掛け声にとどまっているという傍証だ。