韓国、家計負債1700兆ウォン超…信用貸出「加速非常」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.02.24 06:57
家計負債が初めて1700兆ウォン(約161兆円)を超えた。韓国銀行は昨年末の家計信用残額を1726兆1000億ウォンと集計したと23日、明らかにした。
昨年末の家計信用残額は2019年に比べて125兆8000億ウォン増えた。家計信用は、銀行・保険・貯蓄銀行など金融会社の貸出(家計貸出)とクレジットカードなど掛け購入額(販売信用)を加えたものだ。昨年の家計借金は朴槿恵(パク・クネ)政府時期に「金を借りて家を買え」とした2016年(139兆ウォン)以降、4年ぶりに最多幅で増加した。年間家計負債の増加額は2015年(118兆ウォン)から2017年(108兆ウォン)まで3年連続100兆ウォンを超えた。文在寅(ムン・ジェイン)政府に入った後、各種不動産融資規制を出すと、2018年(86兆ウォン)と2019年(63兆ウォン)には家計負債の増加速度が鈍化した。だが、昨年「コロナバブル」という話が出るほど住居価格と株価が不安定になり、借金をして投資をする人々が増えたとみることができる。四半期別の家計負債増加率(前年同期比)は昨年1-3月期4.64%から昨年4-6月期には5.17%に高まった。昨年7-9月期(6.97%)と10-12月期(7.86%)には家計負債の増加がさらに速まった。