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ベールを脱いだ韓国産超音速戦闘機KF-21…文大統領「世界8番目の快挙」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.04.10 09:08
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文在寅(ムン・ジェイン)大統領が、設計から生産まで韓国国内技術陣の主導で開発した戦闘機KF-21「ボラメ(=若鷹)」試製1号機について「非常に大きな自負心を感じる」と述べ、開発関係者を激励した。

9日に慶尚南道泗川(サチョン)韓国航空宇宙産業の生産工場で開催されたKF-21「ボラメ(=若鷹)」試製1号機の出庫式に出席した文大統領は「我々が独自開発した韓国型次世代戦闘機の試製機がついに堂々たる姿を現した」とし「今後、地上試験と飛行試験さえ終えれば本格的な量産に入る」と述べた。最終試験が完了すれば政府は2032年までに120機を実戦配備する計画で、米国・ロシア・中国などに続いて世界で8番目に先端超音速戦闘機を開発した国となる。

 
文大統領は「我々も我々の手で作った先端超音速戦闘機を持つことになった。世界8番目の快挙」とし「自主国防の新しい時代が開かれた」と評価した。KF-21 「ボラメ」は音速の1.8倍の飛行速度と7.7トンの武装搭載力で、空中交戦のほか、陸路や海路を通じた浸透勢力の無力化、遠距離防空網打撃までさまざまな作戦遂行が可能だ。

文大統領は「国産戦闘機が持つメリットは極めて大きい」とし「我々が必要な時にいつでも製作して実戦に投入でき、経済的にも大きな効果をもたらす」と説明した。KF-21に入る部品の生産に700以上の国内企業が参加し、本格的な量産に入れば10万件の雇用が生じると、政府と業界は見込んでいる。

文大統領は「約100年前に島山・安昌浩(アン・チャンホ)先生をはじめとする先覚者と大韓民国臨時政府は光復軍に空軍を創設することを夢見た」とし「我々の手で我々の空を守ろうという祖先の夢を今日、我々が成し遂げた。胸が一杯だ」と所感を語った。

KF-21開発に寄与した20人の開発陣を一人ずつ紹介した文大統領は「KF-21による自信と自負心は、大韓民国がより良い未来に進む道に大きな力になるだろう」と強調した。KF-21出庫パフォーマンスでは歌手ハ・ヒョヌさんが『石ころ』という歌で韓国型戦闘機を知らせた。

「倒れて傷ついてもまた立ち上がって強くなる」という歌詞のように、世間の各種懸念を乗り越えて初の国産戦闘機開発を成功させた開発陣の意志を表現した。

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    2021.04.10 09:08
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