韓米首脳会談控えて…文大統領「ワクチン開発した国、自国優先主義」批判
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.04.27 06:41
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は26日、「余裕がある時はすべての国々が連帯と協力で同じ声をあげたのに、自国の状況が差し迫るようになると、連合も国際共助もすべて後回しにされて国境封鎖とワクチン輸出統制、買い占めなどで各自生き残りを図っている」と話した。
文大統領はこの日、青瓦台(チョンワデ、大統領府)首席・補佐官会議で「新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)のような感染病の世界的流行は国際的な連帯と協力が必要だが国際政治の現実はそうではない」と明らかにした。国内に十分なワクチン供給が遅れた背景を説明しながらだ。