米国のテーパリング、韓国の輸出に打撃…金融危機時は新興国向け輸出1.4ポイント縮小
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.10.21 07:54
米国の中央銀行に当たる連邦準備制度理事会(FRB)がテーパリング(量的緩和縮小)を本格化すれば韓国の製造業者の新興国向け輸出に良くない影響を与えかねないとの見通しが出された。
韓国貿易協会は20日、「米国のテーパリングが新興国経済と韓国の輸出に及ぼす影響」と題する報告書をまとめた。報告書によると、世界の貿易で新興国が占める割合は2002年の26.1%から2014年には40.8%に高まった。2000年に中国が世界貿易機関(WTO)に加入してから世界の貿易で中国など新興国の役割が大きくなってだ。