冬を迎える北朝鮮…米紙「国境封鎖の長期化で食料不足も」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.12.07 09:29
北朝鮮が新型コロナウイルスを遮断するために実施した国境封鎖のため、この冬に深刻な食料不足を迎えるかもしれないと、ワシントンポスト(WP)が5日(現地時間)報じた。北朝鮮で冬は慢性的な食料不足に苦しむ不安定な時期だが、昨年1月から続いた国境封鎖が食料・物資・現金不足を悪化させ、脆弱階層の冬をさらに過酷にするという説明だ。
これによると、北朝鮮は封鎖による肥料・農業資材の輸入不足で今年の農作物収穫量が予想より少なかった。夏の一部の水害にもかかわらず収穫量は大きな影響を受けないという分析があったが、実際は違ったということだ。さらに国際援助団体も封鎖期間に北朝鮮を離れ、食料不足が悪化した。