文-トランプ通話内容流出…韓国大統領府の激怒で罷免の外交官が復職
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.04.01 14:15
2019年の韓米首脳間の電話の内容を国会議員に流出させたという理由で罷免懲戒を受けた外交官A氏が復職した。最高裁がA氏が提起した罷免執行停止仮処分申請を引用したからだ。
A氏は2019年5月、当時の姜孝祥(カン・ヒョサン)自由韓国党(国民の力の前身)議員に文在寅(ムン・ジェイン)大統領とトランプ前米大統領の通話内容の一部を流出させたという理由で、外交部懲戒委員会に付託され、最も強い懲戒の罷免処分を受けた。
その後、A氏は懲戒の効力停止仮処分を申請し、ソウル行政裁は昨年7月にこれを引用した。外交部はこれに従わず抗告と再抗告を繰り返したが、ソウル高裁に続いて最高裁までが先月11日、最終的にA氏の申請を認めた。A氏が懲戒のために受ける「回復不可能な損害」を予防するための緊急性が認められるという趣旨だった。