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<Mr.ミリタリー>グローバルプレーヤーとして浮上した韓国、挑戦してこそ機会もある(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.07.14 10:03
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日本が先進国の仲間入りを果たしたのは日露戦争(1904~05)で勝った結果だった。日本は日清戦争(1894~95)の勝利に続いて10年後、日露戦争を起こした。その時も強大国だったロシアを満州地域と東海(トンヘ、日本名・日本海)で撃退した。ロシア陸軍は遼東半島からハルビンまで押し出されて敗退し、海軍バルチック艦隊は東海鬱陵島(ウルルンド)周辺で全滅した。

その時期に欧米列強は進んだ技術や生産力で覇権争いとともにアフリカと中東・アジアで植民地拡張に躍起になっていた。ところで、時代の潮流に遅れたアジアで唯一欧米の強大国に勝った国が日本だった。西欧の文物を早く受け入れた日本はその時から英国やフランス・ドイツ・米国などと国際社会の強力な一員になった。日本はそれから日中戦争と太平洋戦争などをたどり米国に敗北したが、現在は米国の同盟になって国際社会で重要なプレーヤーとして役割を果たしている。米国は日本を同盟の「コーナーストーン(corner stone・礎)」と呼ぶ。

 
その間大韓民国は韓日併合で収奪され、韓国戦争(朝鮮戦争、1950~53)で国土は灰になるなど受難を経た。そのような韓国が国際社会の新しいプレーヤーとして浮上した。6月末、スペイン・マドリードで開かれたNATO(北大西洋条約機構)首脳会議からだ。日本とともにアジアの代表国家になった。アジアには強大国である中国があるが、共産主義であるうえに独裁に近い権威主義体制だ。正常な自由民主主義国家というよりは小さな国を困らせたり、お金で懐柔したりする力の強くて大きい国であるだけだ。強圧的な力で東・南シナ海の公海とインド・太平洋で勢力拡張を試みている。自由と言論が保障される大韓民国とは全く違う国だ。韓国にとって中国は協力対象でもあるが、ロシアと北朝鮮などと手を組んで時には反対側に立つことも可能だ。

韓国がアジアの新しい走者として浮び上がったきっかけは、「AP4」(アジア太平洋パートナー4カ国)だ。AP4は、オーストラリアやニュージーランド、韓国と日本だ。NATO首脳会議にはNATO加盟国と加盟対象国が参加するが、アジアでは韓国など4カ国が戦略パートナーとして招かれた。欧州が基盤となったオーストラリア・ニュージーランドと日本の他に韓国が含まれたわけだ。

韓国が国際秩序に寄与できるような力と価値を備えている国と評価されるからだ。

NATO首脳会議期間にAP4首脳会談は注目された。AP4はアントニー・ブリンケン米国務長官が4月初めて言及した。今後見守る必要があるが、AP4は米国・NATOとともに自由で開かれたインド・太平洋秩序を維持するアジアの核心国家としてクアッド(QUAD:日・米・豪・印)の安保的機能を補完する可能性がある。韓国軍事問題研究院のキム・ヨルス安保戦略室長は「(NATO首脳会議で)インド・太平洋はもちろん、世界の平和と繁栄のために(AP4)4カ国の寄与と役割を議論した」と話した。

しかし、韓国のAP4参加は中国と葛藤を引き起こす余地が大きい。韓国にはリスクとなる。中国はNATOのAP4招待を反中包囲網作りだと直ちにけん制に出ている。王毅中国国務委員兼外交部長はAP4を意識し、3日からミャンマーやインドネシア・タイなど東南アジア5カ国を連鎖訪問した。中国習近平国家主席も先月24日ブリックス(BRICS)首脳会議で「私たちは冷戦的な思考と集団対決を控える」としてNATO首脳会議を批判した。

NATOの立場は中国と全く違う。NATO首脳会議は「中国の明示的な野望と強圧的な政策が韓国の利益や安保、価値に挑戦する」として「宇宙、サイバー空間、海洋領域で規則に基づいた国際秩序を覆そうとしている」と指摘した。NAO首脳会議に参加した尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領はAP4会議で「グローバル安保脅威に共同で対応しよう」と呼びかけた。

尹大統領の発言は自由と人権と普遍妥当な価値に基づいた国際秩序を維持するためにNATOと協力するという意味に読まれる。中国と北朝鮮の顔色を伺っていた文在寅(ムン・ジェイン)政府とは全く違う基調だ。韓国としては確かに機会であり挑戦だ。中国との葛藤リスクが発生する可能性も大きい。

それなら韓国がリスクを抱えてグローバルプレーヤーとして挑戦する価値があるだろうか。まず韓国の外交・安保的役割が韓半島(朝鮮半島)に留まってはならない理由がある。国際葛藤の最前線が移動している。過去には韓半島の休戦ラインと東・西ドイツのベルリンの壁が民主主義と共産主義の間の最前線だった。ソ連が解体された脱冷戦以降には韓国の休戦ラインと対テロが最前線だった。

しかし、そのような時期は終わろうとして新しい戦線が形成されている。韓日米およびNATO加盟国などを含む自由民主主義世界と中国・ロシアなど権威主義体制間の地理的な最前線は東・南シナ海が含まれた太平洋とインド洋に拡張されている。また、半導体・人工知能(AI)やバッテリー・バイオなどのグローバルサプライチェーンという技術・経済的な最前線が新たに形成されている。単に物理的な戦線だけでなく、技術や価値など複雑な多次元の戦線が形成されているということだ。

そこで、今は北朝鮮の脅威に備えるからといって未来安保と利益が保障されるわけではない。何より国際社会に対する寄与と韓国の経済・技術的な比重が重要だ。韓国が安保的寄与と経済・技術的能力を備えた時韓半島(朝鮮半島)に安保危機が発生しても友好国がさらに積極的に助けることになるだろう。

したがって、今からは韓国は韓半島内で順応でなく、新たに作られる多次元的な秩序の標準創出に積極的に参加する必要がある。北朝鮮の核・ミサイル脅威を抑制すること以外にも安全な国際海上輸送路の保護と世界サプライチェーンの再構築過程で新しい標準作りに出る必要があるということだ。

その理由は東・南シナ海やインド・太平洋は韓国の大型コンテナ船とタンカーが行き来するからだ。韓国がただ乗りしてきた海上輸送路は遠くない未来に中国の挑戦で紛争水域に変わる可能性も排除することはできない。また、半導体とAIなどのサプライチェーンには韓国の新たな産業分野と次世代安保が関わっている。

<Mr.ミリタリー>グローバルプレーヤーとして浮上した韓国、挑戦してこそ機会もある(2)

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    2022.07.14 10:03
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    逆さまの世界地図。固定された考えを変えて韓半島から太平洋を眺めると、韓国がその出発点であり海洋戦略において重要な位置にあるという点が分かる。[写真 海洋水産部]
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