【コラム】資料さえ北-南の順だった…文政権が歪曲した「衝撃の歴史博物館」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.07.19 13:48
「大韓民国歴史博物館展示内容がかなりおかしくなった」。巷間にこのような言葉が人づてに伝えられて好奇心が発動した。ソウル光化門(クァンファムン)広場の向い側に位置した大韓民国歴史博物館から、建国大統領・李承晩(イ・スンマン、1875~1965)と「漢江(ハンガン)の奇跡」を起こした朴正熙(パク・チョンヒ、1917~1979)元大統領の足跡が消えたという話を初めて聞いた時は信じられなかった。
ちょうど19日は李承晩元大統領逝去から57年を迎えるということで、事実確認のために数日前に大韓民国歴史博物館を訪問した。科学技術処長官とソウル市立大総長(学長)を歴任し、2009~2012年に大韓民国歴史博物館建設委員長を務めた世界平和フォーラムの金鎮ヒョン(キム・ジンヒョン)理事長(86)と一緒に現場に向かった。