韓米の金利逆転、韓国政府はまだ大丈夫だというが…注目すべき数字(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.07.29 14:59
◆「物価高・高金利・ドル高の現在は沈滞のきっかけにも」
ただ、物価高・高金利・ドル高が重なった今は、過去の逆転期とは状況が異なるという見方もある。国内外の不確実性が高まった状況で、金利逆転が資本流出はもちろん、景気沈滞のきっかけとなる可能性があるからだ。米国の利上げで今年はウォン安ドル高が進んだ。28日のソウル外国為替市場では1ドル=1296.1ウォンで取引を終えた。前日より17.2ウォン値上がりしたが、年初(1ドル=1191.8ウォン)と比べて7カ月間で100ウォン以上のウォン安ドル高となっている。今月15日には13年2カ月ぶりに取引時間中に1ドル=1320ウォンをつけた。