「3回、4回観た」映画『アバター』を抜いてヒットした日本映画2編=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.01.11 08:27
『THE FIRST SLAM DUNK』のように『今夜、世界からこの恋が消えても』も原作がある。作家一条岬が第26回電撃小説大賞(2019)で4607対1の倍率を勝ち抜いてメディアワークス文庫賞を受賞した同名のデビュー作だ。カン・サンウク代表は「この小説が韓国で日本より多い40万部ほど売れた。そのため、原作読者層を目標にした」と明らかにした。
韓国で日本の実写映画はうまくいかない方だが、『今夜、世界からこの恋が消えても』はロマンス映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(2017、累積18万観客)の三木孝浩監督が演出を手掛け、『君の膵臓をたべたい』(2017、累積46万観客)の月川翔監督が脚本に参加した。この映画が興行コードをうまく生かすものと見込んで昨年6月の日本公開前に輸入を決めたということだ。映画が人気を集め、原作小説も教保(キョボ)文庫週間総合ベストセラーランキング4位(今月3日)まで逆走行した。