【コラム】科学技術の本質は協力…韓国、米中対立の二分法乗り越えなくては(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.02.13 11:13
「ブルーマーブル」。幼いころに友達と輪になってやった思い出のボードゲームだが、その名前がどういう意味なのかはわからなかった。世界の都市の不動産を購入して滞在費を受け取り相手を破産させるために無限競争を広げる勝者独占ゲーム。その名前の由来が宇宙の中の私たちの地球を意味する「青い玉」だとわかっていたなら、互いにあまり競争的にならなかっただろうか。
「ブルーマーブル」は1972年に月を観測しに行ったアポロ17号が2万9000キロメートル上空で偶然に撮った写真に付けられた名前だ。そこには光すら届かない闇の空間に1人危うげに浮かんでいる青白い星。地球の姿が写っていた。