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韓国福島視察団「放流汚染水貯蔵K4タンクを重点的に点検」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.05.22 17:03
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福島汚染水視察団長を務めるユ・グクヒ原子力安全委員長は22日、汚染水から放射性物質を除去する多核種除去設備(ALPS)と放流前汚染水(処理水)を貯蔵して核種を測定するK4タンクを重点的に点検すると明らかにした。

この日ユ団長は日本の外務省で東京電力関係者らと福島第1原子力発電所の視察項目を確認するための技術会議をする前に取材陣と会いこのように明らかにした。

 
彼は福島第1原発視察のうち重点点検事項に対して「まず放流前に(核種を)測定し(汚染水を)貯蔵もするK4タンクのさまざまな事項を直接目で見て確認し必要な資料も要請する」と明らかにした。

続けて「2番目は多核種除去設備。いろいろ重要な核種を(汚染水から)除去する最も重要な設備なのでどのような過程を経て除去するのか、その過程で使われる各種機器とその諸元・仕様を確認し、性能がしっかり発揮されるのか見たい」と説明した。

ユ団長は「細かく調べて安全性と関連した部分を続けて検討する。視察を中身のある十分なものにするだろう」と強調した。

前日日本に到着した視察団はユ団長をはじめ韓国原子力安全技術院(KINS)の原発・放射線専門家19人、韓国海洋科学技術院(KIOST)の海洋環境放射能専門家1人の合計21人で構成された。

ユ団長は自身以外の視察団メンバーをメディアに公開しない理由について、現場視察をする期間だけでも視察に集中できるようにするためだと説明した。

彼は「視察で終わりではない。視察はわれわれが(2021年8月から)総合的に検討してきた一連の過程のひとつであり、それが終われば全体的な部分を分析して確認しなければならない」と話した。

一方、視察団は23~24日に福島第1原発を視察し、25日には現場点検内容を基に深層技術会議と質疑応答を進めた後26日に帰国する。

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    2023.05.22 17:03
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