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【時視各角】国会議員ですか、活動家ですか=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.08.03 14:59
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#1.「拭き掃除をしているのか」。4年前のことだ。当時、自由韓国党の韓善教(ハン・ソンギョ)事務総長が党会議室のドアを開いて出てきながら廊下に座っていた記者らに投じた言葉だ。ドアが開かれるたびに政治家の声を近くで聞くためにお尻を動かしながら移動するのを「尻拭き掃除」に例えたのだ。現場の後輩記者らは「椅子も十分になく、取材源の言葉をノートブックに入力してすぐに速報に送るにはそうするしかない」という。

今でもこの慣行は進行形だ。しかし「うるさい先輩」を覚悟して言うが、このようにしてはいけない。いくら足が痛くて苦しくてもだ。記者と取材源の対等な関係が崩れる。ただ座って入力するのは速記士であって記者ではない。いかなる取材源であれ、常に同じ目の高さで接するのが記者の義務であり宿命だ。「そんな形式的なことにこだわる必要があるのか」と反問するだろうが、行動は習慣になり、習慣は個人の価値になる。

 
ワシントンでも東京でも取材現場で床に座って尻拭き掃除をしながら取材源を見上げてノートブックをたたく記者を見たことはない。今日の「ゴミ記者」という屈辱的な呼び方をされるようになった背景にもこうした視覚的な影響があると考える。

#2.「汚染水投棄に反対する」。先月、韓国の野党議員10人は東京の参議院議員会館前の歩道に座って旗を振り、熱心に歌を歌った。知らない人たちが見れば市民団体の活動家のようだった。野党議員らは「福島汚染水放出の問題点を日本の野党と共に広く知らせた」と自慢した。

しかし実情は全く違った。立憲民主党の岡田幹事長は最近、韓国議員らとの共同会見に参加した阿部知子議員に口頭警告をした。日本維新の会の藤田幹事長は「(韓国の)一部の活動家に日本の国会議員が巻き込まれていいのか」と話した。野党議員らは日本で迷惑な「一部の活動家」になってしまった。

1カ月後、場所は変わって韓国。朴範界(パク・ボムゲ)議員ら民主党議員4人は今度は水原(スウォン)地検検察庁舎の入り口に座った。李華泳(イ・ファヨン)元京畿道(キョンギド)副知事に対する検察の捜査に抗議するために行ったが、検事長が会わなかったというのが理由だった。韓東勲(ハン・ドンフン)法務部長官がこれを「司法妨害に近い行為」と指摘すると、民主党の朴柱民(パク・ジュミン)議員は「国会議員に対する侮辱的な表現」と主張した。本当に分からない。G8国家を自負する国の国会議員がすることなのか、国民が感じる屈辱は考えないのだろうか。

#3.一度冷静に見てみよう。我々のメディアも、政治も今、本当に国民が望んで役に立つ「やるべきこと」をしているのか。まずはメディア。名前を聞くだけでもうんざりするチョ・グク元法務部長官のイシューが消えるようだったが、今は娘チョ・ミン氏まで登場させている。そして彼女のSNSの落書きのようなゴシップにもならないことを韓国社会の重要イシューのように報道する。

それだけではない。午前・午後のテレビ番組での政治パネルの安っぽい論争は国民を消耗的な「政治のリング」に引き込む。外国の友人との食事、酒の席では、文学から先端技術までいつも多様で有益なテーマが話題として登場する。しかし韓国はどこに行っても政治とゴシップだけが残る。メディアの責任だ。

政治も同じだ。民主党の議員らが日本議員会館の前で、韓国検察庁舎の前で床に座って抗議するのがやるべきことなら話す言葉はない。むしろ応援すべきだろう。しかし今は楊坪(ヤンピョン)高速道路、福島汚染水事態でも落ち続ける民主党の支持率をみると、そうではないようだ。国民の目にも彼らの姿は「気に入らなければとにかく街に出て座る」急進市民団体の活動家レベルに見えるためではないのか。何であっても各自の場で要求される役割、方式が別にあるものだが。とにかくもうどこにでも座るのはやめよう。立って自分のやるべきことをしよう。

キム・ヒョンギ/巡回特派員兼東京総局長

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    2023.08.03 14:59
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    先月10日、共に民主党など野党議員で構成された「福島核汚染水海洋投棄阻止国会議員団」が東京の参議院議員会館の前に座り、旗を振りながら歌を歌っている。 東京特派員映像記者団
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