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宿舎にまでやって来て嘲弄…中国ファン、韓国人ショートトラック選手に嫌がらせ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.12.13 06:55
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先週末中国北京で開かれたショートトラックのワールドカップ(W杯)第3戦で、韓国代表の黄大憲(ファン・デホン、23)が中国ファンから嫌がらせを受けていた事実が明らかになった。黄大憲は8日に開かれた2023~2024国際スケート競技連盟(ISU)ショートトラックW杯第3戦初日競技を終えて戻った宿舎で不安を感じた。宿舎の部屋までやって来た中国ファンが失格になった黄大憲に対して嘲弄するような言葉を浴びせ、中国に帰化した林孝俊(イム・ヒョジュン)の名前にまで言及したためだ。黄大憲は男子5000メートルリレー決勝も欠場した。

韓国代表チームのアン・ジュンヒョン監督は「初日競技後、黄大憲を待つファンがいたが、宿舎のエレベーターで嘲弄したり中国選手の名前を言ったりした。ISUに抗議をする措置を取った。心理的な打撃を受け、非常に不安だったはずだ。あってはならないことだと思う。競技場の中でのヤジは甘受するべきだが、宿舎にまでついてきたのは深刻な問題」と話した。

 
大韓スケート連盟は開催国の中国側に抗議をし、その後選手団の移動時にはガードをつけることで一段落した。スケート連盟関係者は「ISUに抗議した。だが、大会が開かれていた途中だったので慎重になるほかなかった」と話した。

黄大憲は今年開かれた2022北京五輪男子1000メートルを1位でゴールインしたにもかかわらず、不可解なジャッジで失格となり、メダルを奪われた。その後行われた1500メートルではスタートから先頭を守り、文句なしの金メダルを獲得した。偶然にも今回W杯が開かれた首都体育館での出来事だった。

今シーズン第1戦以降、まだ金メダルがない黄大憲はホームの韓国で15日~17日に開かれる第4戦で躍進を狙う。アン・ジュンヒョン監督は「身体の状態は問題ではない。帰ってきてからは表情が明るくなった」と付け加えた。

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    宿舎にまでやって来て嘲弄…中国ファン、韓国人ショートトラック選手に嫌がらせ

    2023.12.13 06:55
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    北京首都体育館で開かれた2022北京冬季オリンピック(五輪)ショートトラック男子1500メートル決勝で、1位でゴールインした黄大憲(ファン・デホン)が太極旗を振っている。キム・ギョンロク記者
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