【時論】未来への不安のせいで結婚も出産もあきらめる韓国の若者
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.01.07 10:57
韓国の出生率は2019年0.92人だった。昨年には0.8人台に落ちて大韓民国は前例を見ないほど超少子国になった。少しずつ破片のように打ち出した政府対策の限界を認識したKDIなど国策研究機関が統合的な根本対策を立てるために最近協同研究を進めた。各界専門家でドリームチームを構成したが、開始段階から衝撃だった。
まず全国満35歳以下の未婚男女を対象に「今後出産意向があるか」を調べた。未婚女性の否定的回答が62.5%に達して研究チームの悲観的な見通しをはるかに超えた。さらに当惑させたのは未婚男性の否定的な回答だった。期待とは違い、未婚男性も否定的回答が半分(52.4%)を超えた。最近、大学街でも未来の出産に積極的な学生に会うことは容易ではない。今の若者には子供を産まないのが大勢だ。